永代経

300年続く伝統の永代経

大切な方に永代の感謝を

永代経とは

‐故人さまへの感謝を込めて、永代に読経・おつとめをする‐

‐子々孫々へ、「また会える」という仏さまの教えを伝えていく‐

‐ご先祖が守ってきた教えを伝えるお寺(善福寺)を永代に護持する‐


永代経とはこのような志をもってお寺へ納める護持の為の懇志(お布施)です。

浄土真宗のみ教えは阿弥陀如来のはたらきによって、いのち終えるときにはお浄土で仏さまに生まれるといただきます。
お浄土へ先立った方は、私たちを見守り導いてくださっている仏さまです。
そしてこの私も、いつかはお浄土へ参り、故人さまとも「また会える」いのちを生きています。

浄土真宗の供養とは、この私が仏さまからのメッセージをしっかりと受け取り、それに感謝を示してお念仏を申す礼拝供養です。

永代経によりお寺が永代にわたって法要を行い、それをご縁として仏さまのみ教えが私や大切な方々へと伝わります。

善福寺の永代経は江戸時代(1700年代)の方々からのお名前が今も受け継がれています。
長い歴史をもつ永代経には、先立たれた方を思うお気持ちと、仏さまのみ教えや善福寺を後世へ残したいという尊いお気持ちがたくさん込められています。

永代経の申し込みについて

永代経を納める時期やその懇志の金額はそれぞれです。
志のある方々が満中陰(49日法要)や一周忌・三回忌の法事が終わった頃などに、ご懇志を永代経として納めてくださっています。

お納めいただくと永代経の記録に故人さまのお名前が記され、後世へと受け継がれます。永代経掛軸が毎年6月の永代経法要において本堂へと奉献され、毎年たくさんのお参りの方々によって読経・焼香がなされます。永代経のお申込は常時受け付けておりますが、ご希望の方は、故人の法名と俗名、施主のお名前を確認してお申し込みください。

「善福寺永代経掛軸」
毎年6月の永代経法要で本堂に奉献される。
善福寺に記録の残る300年の間で、3千人以上のお名前が記されている。

不明な点は遠慮なくお問い合わせください 
 善福寺 
 電話 078-691-1526